2009_05
22
(Fri)13:51

石ころ宇宙

 風の強い日。洗濯物も空を飛びそうだったので慌てて部屋干しに変更する。
 午前中に近所の土手まで娘を連れてお散歩。草刈りしてた。刈られた草の青臭い匂いがちょっと懐かしく感じられる。
 娘は転がっている石を拾っては「あい」と手渡してくれる。だんだん掌におさまらなくなってきたのでまた地面に落とすと再び娘がひろいあげる。「あい」と渡してくれる。その繰り返しがつづく。
 石段をのぼったりおりたり。石ころを拾ったり。青臭い中で娘は自然と戯れ逞しく育っていく。と思う。
 ふと、地面に転がっている石の気持ちになって小論文を書け、という問題があったことを思い出す。あたひじゃなくて美大を受験した友人が予備校で与えられた課題だったんだけど。それで石から宇宙を考えようなんて話がどこからともなく飛び出して、石って地球と一体になってるんだなーすげーよなーなんてことを本気になって語り合っていた。まもなく十年くらい昔の話になる。思春期の頃って何考えてるんだかと思わなくもないが実質、母親になった今も自分の思考回路は変わってないみたいだ。
 娘はそんなあたひのことなど気にせず、マイペースに刈られたばかりの草むらでさまざまなおおきさの石を拾っては転がしたり、投げたりしていた。
 ……別にセンチメンタルでもなんでもない。と思う。だって石だし。

 ここ数日に読んだ本「平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 秘密の乳姉妹」
「平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 見習い姫の災難」
「平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 恋する後宮」
 積読本もずいぶん減ってきたのですこしづつ新規開拓に乗り出しております(笑)。そんなわけで松田志乃ぶさんの作品、雑誌に掲載された短編が面白かったので長編だとどうなるんだろうと期待しながら最新刊まで一気に読ませていただきました。個人的に「なんて素敵にジャパネスク」みたいな感じなのかなぁと思ったのですが、それよりもミステリー色が濃いので妙に理屈っぽいです(笑)。ページめくったら文章で真っ黒、っていう感覚に目眩を覚える方もいるかもしれませんね(笑)。それだけ情報量があってさまざまな伏線を張り巡らせられているから当然っちゃあ当然なんでしょうが。とはいえ堅苦しい謎解きではないと思うので主人公のラブロマンス(?)を見守りながら楽しめた気がします。紫陽花の下に死体ってシチュエーションはありきたりだよなぁとか思いもしたけど(笑)。
 特に三巻の後宮に入ってからは華やかさも増幅してみやびやかな雰囲気まで味わえました。ヒロインの恋のお相手がどうなるか、もまた楽しみであります。

 Web拍手お返事。
 昨日午前八時にパチパチありました。どうもありがとうございます★

 創作的小話。
 げんざい36枚目。序章が終わったら急にペースが早くなった。でも物語はまだ序盤。