2008_01
06
(Sun)13:22

入院していたときのこと

 ようやくmixiの入院日記が落ち着いたので(仮)、こっちの方でどかどか公開していこうかなと思います。ただいま娘も眠っているのでいまのうちに(逃)。
 削った部分もありますが基本的にそのまんまです。
 こうしてひとまとめにするとやっぱり長いわ。


★12/16 にちよーび★
 土曜日におしるしがでたものの旦那と問題なくデート。
 その後、夜中から陣痛が起こったのですが(どうせ前駆だろうと思ってた)、まだ耐えられる生理痛みたいな感じだったので無視しました(オイ)。
 とはいえ日曜日の朝には間隔が短くなっていたため、母上に報告。
 リビングの秒針つき時計とにらめっこして、十分おきの間隔が短くなるのをいまかいまかと待つ。
 母上「入院するなら陽が暮れる前に!」と言い出し、それにならい午後三時に家を出る。
 ただいま五分間隔の陣痛。タクシーつかまえてへらへらしながら病院へ。
 病院は日曜日だからがらんがらん。産科病棟もひとの気配がなくて、なんか拍子抜け。
 とりあえず子宮口を見てもらう。いつの間にか5cmくらいひろがってた。かなり柔らかくなっているとのことで、入院することに……

 夕刻。陣痛は小刻みに来るものの、強さは変わらず。
 待機室でモニターを繋がれ、点滴をされながら横になる。
 母上から連絡を受けた旦那も駆け付け、一緒に病室で時間の経過を待つ。病棟食を食べ、さほど苦しくない陣痛を何度も繰り返していくうちに、だんだんと痛みが強くなっていく。
 とはいえ子どもを産むための痛みにはほど遠い。

 助産師さんにも「今日中に生まれるかはわからないわね、明け方になるかも」と言われ、あたひも「明日仕事でしょ」と旦那を午後十時で帰してしまう。母上もこりゃ産まれそうにないわねと帰っていきました。

 ところがどっこい。
 ふたりが帰って数刻。
 陣痛の間隔が短くなり、強さも格段とひどいものに。

 十一時に分娩室傍の陣痛室へベッドごと移され、腰が砕けそうな痛みと格闘するうちに日付は変わり……


★12/17 げつよーび★
 深夜一時。
 陣痛室にはあたひのほかにふたりくらい妊婦さんがいて、それぞれカーテンごしに唸り声とかうめき声とか漏らしてました。当然のことながらあたひも叫ぶ。むしろ一番声がでかかったかも(汗)。助産師さんに「声をださないでいきんで!」とさんざん言われました。
体力を消耗してしまったため、風呂に入るか寝るかと問われ、しばらく休みたいと応えたら睡眠薬を処方してくれるとのこと。このまま長期戦繰り広げるとすれば睡眠を選ぶあたひ。

 その後。深夜一時十五分。破水。
 その際、何かでるーと叫びながら報告してたらしい。
 助産師さんに「それ赤ちゃんの頭」と言われて冷静になる。
 おぉそーかついにでてきたか。
 んで。
「分娩室行きましょう、このまま産んじゃいましょう」

 ……え゛、睡眠薬処方してすこし休ませてくれるんじゃなかったっけ?

 そんなわけで深夜一時半、分娩室へ強制連行(泣)。
 実家と旦那に「いまから分娩室入ります」との連絡を助産師さんがしている横で、あたひは必死になって分娩台によじ登る。陣痛の感覚はかなり短くなり、意識も朦朧、子宮口全開。
 呼吸法を母親学級で教わったにもかかわらず、いざそのときになるとうまくできなくて軽くパニック状態。叫ぶないきめと言われて腹式呼吸を繰り返していくうちにヌルヌルした感触と「あたまでましたー」の声。
 もういっかいいきんだら肩がでてきてのびきったへその緒も見えた。
 助産師さんにとりあげられたハラノコはふぎゃー、みぎゃーという産声をあげる。
 時刻は深夜一時四十二分。

「おめでとうございます」と今更のようにやってきた医師の声で我にかえる。
 羊水の生っぽい匂いをまとったハラノコが、へその緒を切られ、あたひの腹の上に乗せられていた。
 疲れていたものの、生命の神秘に触れてテンションは妙に高かった気が……
 どうやらへその緒が首に巻きついていたから予定日より遅くなっちゃったとか。
 とはいえ問題はないとのことなのでひとまずホッとする。
 医師が後処理をしたり助産師さんが家族に連絡したり(マヌケなことに旦那は寝ていて電話にでなかった:汗)諸々が終わったのは午前三時。
 ハラノコは新生児室へ連れて行かれ、へろへろのあたひも車椅子に乗せられて病室へ。
 ゆっくり休んでくださいねと言われたものの、分娩ゼロ日目はまだはじまったばかり。

 朝七時。
 疲れがとれないまま朝食を食べ、内診の後、ふたたび泥のように眠り込む。
 午前十一時。
 はじめての授乳。新生児室でオムツの換え方や授乳方法を習う。

 正午。お昼ご飯。午睡。
 午後二時半。授乳ふたたび。
 午後三時。おやつがでた。手作りプリン美味。
 午後四時半。ようやく実家の両親が来た。病室でまったりする。
 午後五時半。更に授乳。
 新生児室で実家両親、ハラノコとガラス越し対面。

 ここにきて仕事帰りの旦那がようやく登場。

 午後六時。病室で夕飯を食べる。
 旦那は残り、実家の両親は帰っていく。
 午後七時。旦那家族来訪。
 新生児室で感動のご対面パート2。
 ハラノコは旦那の血を紛いもなく引いていると意見が一致する。
 
 午後八時。面会終了時間。旦那と旦那家族が帰っていく。
 午後八時半、もしくは九時。新生児室で授乳。
 生まれたときの状況が関係するのか低体温だったため、初日は母子同室にはなりませんでした。
 午後十一時半。
 助産師さんに起こされて、まどろみながらの長い一日を締め括る授乳。
 なんだかんだ深夜一時まで授乳していた気が……

 こうして分娩ゼロ日目は過ぎていったのでした(疲れたっ)!


★12/18 かよーび★
 朝六時起床。検温、七時朝食。
 今日から食事のメニューを選択できるようになる。その日はパン食のコーンフレークを選んだものの、牛乳を選ばずヨーグルトにしてしまったため、へんな食事に。

 午前九時。
 医師による回診。産後の経過はいまのところ順調。
 午前十一時。新生児室へ授乳。
 娘の低体温はおさまったようで、このまま病室へ連れて帰ることにする。
 よく眠っている。

 正午。お昼ご飯。
 病院の付属大学の助産師見習いの女の子が挨拶に来る。
 年齢はうちの妹くらい。ナース服姿の似合う今時にしては清楚なお嬢さん。
 実習と称して入院中のあたひの世話を担当してくれるとのこと。
 教授と二人一組で行ってくれて、こっちもいろいろお世話になったのでした。

 午後二時。
 面会開始時刻。実家の母上と祖母が見舞いに来てくれた。
 ハラノコは時折ぐずり、排便し、盛大なおならを披露。
 おっぱいを吸ったら寝てしまった。初曾孫に祖母メロメロ。
 それを言ったら母上も初孫にメロメロですが。
 おやつを食べながらまったりする。

 午後四時。母上と祖母が帰宅。
 ハラノコに授乳。すこし休む。

 午後六時。夕飯とともに仕事帰りの旦那が見舞いに来る。
 娘を抱き上げたら拒絶されてしまった旦那は「パパですよー」と滑稽なくらいに必死になってアピールしてました。

 ところで娘の名前、どうしようか?
 なんて、今更のように話し合う。
 顔を見て決めようと言っていたが、実際に見てピンとくることもない。
 結局、最初から候補にあがっていたふたつからひとつを選ぶことに。
 そんなわけで娘の呼び名が「ほーちゃん」になる。というかあたひが勝手にそう呼びはじめる。
 娘は一時間おきくらいにおっぱいを欲しがっている。

 午後十時。消灯。
 ……ただしこの夜は一時間おきの授乳に追われ、おもいっきり泣き叫ばれ、一睡もできず(涙)。


★12/19 すいよーび★
 朝六時起床。検温、七時朝食。
 ほーちゃんの体重測定と検温もする。
 八時まで授乳。九時に内診。また授乳。

 消耗した体力はなかなかもとに戻らない。すこし寝る。

 昼飯。ふたたび授乳。
 午後二時。学生さんに腰のマッサージをしてもらう。
 気持ち良くてまた寝る。

 その日は六時に旦那が面会に来ただけでした。
 ほーちゃんは昨日より旦那を受け入れていた気がします。
夕飯中にほーちゃんが泣き出したので旦那に「あーん」と箸を運ばさせてしまいました(あたひゃ授乳で両手が塞がっているだよ)。端から見るとバカップルみたいだ。

 その後、何度か授乳して就寝。
 昨日より間隔長めで授乳できたがそれでもまだまだ寝不足の日々。


★12/20 もくよーび★
 入院生活も中盤。ほぼタイムスケジュールも管理できてきた気がする(仮)。
 この日は午前中に赤ちゃんの沐浴指導に行って、実際に助産師さんが赤ちゃんをお風呂に入れるのを見せてもらったのでした(ほーちゃんは実習生さんに入れてもらってサッパリ★)。

 お昼ごはんを食べてから実習生さんに連日のように腰の温熱マッサージをしてもらってます。
 産後ニッパーを使ってたんだけど骨盤のしめつけがきつすぎたのか腰を痛めてしまって(オイ)。
 上半身裸でベットにうつぶせになって、肩から背中からあったかいタオルをあててもらい、身体を揉み解してもらうのですがこれが至福。
 マッサージが終わるといつも寝てます。ぐったりぐっすり。
 んでもってその姿を実家の母上に見られました。気づいたら面会開始時刻になってた。びっくり。

 病院でおやつがでるのだが手作りプリンやゼリー、バニラアイスにりんごジュースとけっこうバラエティがあったりします。この日はゼリーにしてみた。ゼラチンが多めでした……

 午後四時、旦那が六時ごろに来るのでその前にシャワーを浴びる(昨日も同じ時間にシャワーした)。
 この時間にシャワーをあびる物好きな入院患者はあたひぐらいだ(面会時間内なのでほとんどの患者さんは面会に来たひとたちと一緒にいたりする)。

 午後五時。
 シャワーを浴びて戻ってきたら夕食がおいてあった。あれ? 夕飯って六時じゃなかったっけ?
 どうやら六時からキャンドルサービスがあるらしい。
 ほーちゃんに授乳しながら夕食をいただく。

 午後六時。
 旦那が来る。夕食をさげてもらう。
 入院患者ひとりひとりに火のついたキャンドルを配られる。
 あたひもベッドの横のテーブルにキャンドルを置く。
 病棟内が消灯される。真っ暗闇にキャンドルの炎。
 シスターや病院職員が賛美歌を歌いながら行進してくる。
 キリスト教系の病院だからクリスマスにちなんでこういうイベントがあるらしい。
 予定日が遅れたため運よく(?)見られたのでした。
 しかもクリスマスケーキのサプライズプレゼントつき。
 旦那とほーちゃんと三人で幻想的なキャンドルサービスを見られたのは嬉しいものです。

 午後八時。
 旦那帰宅。明日は面会に来られないとのこと。
 ほーちゃんとベットでうだうだしてたらいつの間にか寝てた。

 ……とはいえ授乳間隔は相変わらず二時間毎だったりします。


★12/21 きんよーび★
 気づけば入院生活も終盤、明日には退院。
 そんなわけで午前中は退院診察がありまして、ほーちゃんをナースステーションに預けて本館までふらふら行ってきたわけであります。アローゼンを処方されました……

 お昼は退院お祝い膳。
 栄養士さんが特別につくってくれたメニューを12/17に出産した入院患者さん(総勢八名、すべて初産婦)たちとおいしくいただく。

 午後から退院指導。
 同じく入院患者さんと一緒に退院後のことについて助産師さんのおはなしをきく。
 一ヵ月後健診の日程などもここで決まる。
 実習生の子も一緒でした。

 退院指導が終わってから病室に戻ると母上がいた。
 実習生の子が今日で実習終わりとのことで教授と一緒に挨拶してくれた。
 とってもいい子でした。ありがとー。

 旦那はその日の面会に来ませんでした(バンド練習に行ったため)。
 夕飯食べながらほーちゃんに「今日はパパ来ないのよー」と教えてあげる。
 平和に就寝(とはいえ三時間毎の授乳は続行中)。


★12/22 どよーび★
 ついに退院当日。
 ほーちゃんは退院前に先天性代謝異常の検査を受けにナースステーションへ。
 そのあいだにママは病室の荷物をまとめたり、出産一時金の書類を受付にお願いしたりしておりました。
 午前十一時までにチェックアウト(笑)しなくちゃいけないのでけっこうバタバタしてた気がします。
 午前十時、採血・健診を終えたほーちゃんが病室へ帰還。
 病室のお向かいさん(12/17生まれの3600gのビックな男の子を出産されたひと)はすでにお迎えがきていて「お先に~」と挨拶して退院していきました。
 うちのお迎えはまだ来ない。

 それからしばし、10:30過ぎくらいにようやく母上と旦那がやってきた。
 旦那に荷物を持たせ、ほーちゃんを母上に抱かせ、いざ帰宅。
 タクシーの中でほーちゃんはおりこうさんに眠っておりました。


 ……あれから二週間ちょっと。ほーちゃんはおっぱいをたくさんのんだから体重が3450gになったそうで(家に体重計があるため毎週のように計量している)。
 ほーちゃんは再検査にひっかかったものの、昨日ご報告とおり、年明けに異常ナシの連絡。ホッ。
 そんなこんなで、長いようで短い入院生活も終わり、気づけば年も明けていたわけです(オイ)。
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